金沢21世紀美術館 2015年 10月 イベント

Posted on 2015年9月30日

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館

ザ・コンテンポラリー2
誰が世界を翻訳するのか

期間:2015年9月19日(土)〜2015年12月13日(日) 10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 展示室
休場日:月曜日(ただし9/21、10/12、11/23は開場)、9/24、10/13、11/24
料金:一般=1,000円(800円)、大学生=800円(600円)、小中高生=400円(300円)、65歳以上の方=800円 ※( )内は団体料金(20名以上)及び前売りチケット料金
お問い合わせ:金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

2015年度の金沢21世紀美術館展覧会事業は、「ザ・コンテンポラリー」と題し、今日の世界を照射する現代美術の作品について考察しています。
春・夏の「ザ・コンテンポラリー1 われらの時代:ポスト工業化社会の美術」では、日本の美術の現在を知るうえで重要と考える「関係性」「日常」「メディア」「ヴァナキュラー」の4つのキーワードを手がかりに、特に2000年以降に活躍が目覚ましい作家10組による作品を紹介しました。

続く秋・冬の「ザ・コンテンポラリー2 誰が世界を翻訳するのか」は、異なる文化に立脚した現代美術作家たちが、自らが属する共同体を取り巻く世界の有り様をどのように捉え、伝えていこうとしているのか、特に異文化間を「移動」「横断」していくことが常態化している現代社会においては、あらゆる関係が流動的であり、これまでに描かれた歴史や価値観も、誰がそれを伝えるのかによって、さまざまな意味を浮き彫りにします。本展は特に周縁地域から爆発的に生まれ続ける多様な作品を生への「実践」と捉え、私たちと同じ時代に別々の場所で別々の時間を生きる人々が、世界をどのように見ているのかについて、考えていきます。

美術の領域に現れる作品は、「ABC」や「あいうえお」といった決まった記号(コード)による表現とは異なり、さまざまな素材や方法を自由に組み合わせることで、曖昧でユニークな表現を可能にしています。ひとつの作品は作り手から発せられる言葉や振る舞いであり、個人的なことであれ共同体のことであれ、作り手が、自身を取り巻く世界をどのように認識しているかの表れだといえるでしょう。では文化的背景が異なる土壌から生まれる表現について、私たちはどのようにアプローチすべきなのでしょうか。特に20世紀後半までの西欧中心史観が見直されたポスト・コロニアル批評を経た現在、多くの表現者が西欧によって翻訳された言葉や振る舞いでなく、自らの言語で正当に理解されるための翻訳行為を取り戻そうとしています。また、たえず多方向から押し寄せる表現が異文化間の混交によってあらたな意味を持つとしたら、誰がそれを翻訳するのかで大きく意味を変えてしまうことに注意を払う必要があります。見る者との間に共感関係を創出する展覧会という創造の場において、異なる視点に立つ表現を捉え、文化(作品)が世界を翻訳することを見届ける試みとなることを目指すものです。

金沢21世紀美術館 チーフ・キュレーター 黒澤浩美

※本展展覧会名は同名の書籍「だれが世界を翻訳するのか」真島一郎(編著)人文書院、2005年 に借りたものです。

ザ・コンテンポラリー3
Ghost in the Cell:細胞の中の幽霊

期間:2015年9月19日(土)〜2016年3月21日(月) 10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 展示室
休場日:月曜日(ただし9/21、10/12、11/23、1/11、3/21は開場)、9/24、10/13、11/24、12/14〜1/1、1/12
料金:「ザ・コンテンポラリー2 誰が世界を翻訳するのか」(9月19日〜12月13日)、「井上有一」(2016年1月2日〜3月21日)のチケットで観覧することができます。
一般=1,000円(800円)、大学生=800円(600円)、小中高生=400円(300円)、65歳以上の方=800円 ※( )内は団体料金(20名以上)及び前売りチケット料金
お問い合わせ:金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

情報に生命は宿るかーバイオテクノロジーとアートの融合
新しい技術が普及した近未来の問題を題材にした作品で国際的な議論を巻き起こしてきたアーティストユニットBCLが、現在の日本のポップカルチャーの代表格としてインターネット上で世界的な人気を誇る歌声合成ソフト「初音ミク」に遺伝子と細胞を与え、生命/非生命の境界、そして二次創作や芸能/芸術のはざまで育まれる現代日本の特異な想像力の可能性を探究します。

アペルト02
樫尾聡美 生命の内側にひそむもの

期間:2015年9月19日(土)〜2016年1月17日(日) 10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム
休場日:月曜日(ただし9/21、10/12、11/23、1/11は開場)、9/24、10/13、11/24、12/28〜1/1、1/12
料金:入場無料
お問い合わせ:金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800

本展「樫尾聡美 生命の内側にひそむもの」は、今まさに興りつつある新しい動向に目を向けて、新進気鋭の若手作家を個展形式で紹介するシリーズ「アペルト」の第2回目です。
樫尾聡美は、加賀友禅をはじめとする染色の伝統をふまえながら、刷毛による色挿しやシルクスクリーン等の技法による、繊細で精密な表現をおこなっています。飛行機や電車など日常的なモチーフを取り入れた、幾何学的な装飾を特徴とする作品のイメージは、生命の細胞をも連想させ、布を多層に重ね合わせた立体的なフォルムは、有機的で生命力溢れる姿で現れています。
本展では、樫尾が2014年より展開している展示空間に合わせた天井吊りの作品を紹介します。

内呂博之(金沢21世紀美術館 コンサベーター/キュレーター)

「アペルト」シリーズとは
「アペルト」は、若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会のシリーズです。
金沢21世紀美術館は世界の「現在」とともに生きる美術館として、今まさに興りつつある新しい動向に目を向けています。作家とキュレーターが作品発表の機会を共に創出し、未来の創造への橋渡しをします。
国籍や表現方法を問わず、これまで美術館での個展や主要なグループ展への参加経験は少ないが、個展開催に十分な制作意欲を持ち、アペルト実施以後のさらなる飛躍が期待できる作家を紹介していくものです。
※「アペルト(aperto)」は、イタリア語で『開くこと』の意味。

一般主催展覧会
チャーチル会金沢創立60周年記念展

期間:2015年9月29日(火)〜2015年10月4日(日) 10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:無料
主催:チャーチル会金沢
後援:北國新聞社、テレビ金沢

チャーチル会金沢創立60周年記念絵画展。アマチュア日曜画家のグループ。毎年開催(1回)の恒例の絵画展。本年(2015年)が丁度当会創立60周年を迎えます。現在会員数10名、客員2名の小さなグループになりました。出品作品は油絵(風景、人物、静物など具象画)1人複数点の出品で計40点位の予定。号数は60号以内。

お問い合わせ:〒920-0855 金沢市武蔵町5ー5ー507 チャーチル会金沢事務局 田島麟太郎 TEL/FAX 076-262-5399 MAIL ri-us-ta@sea.plala.or.jp

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