- イベント・行事名
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夏季展「安江金箔工芸館所蔵作品展~夏を彩るガラスと金箔工芸~」
- 会期
- 平成28年6月25日(土)~平成28年9月25日(日)
- 詳細
- わが国における金、金箔の歴史は古く、6世紀前半の築造とされる滋賀県野洲市の甲山古墳から日本最古の金糸が確認されている他、奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀)の石室内天井に描かれた天文図では金箔を使った星を見ることができる。
大陸からわが国への仏教伝来以降、日本人が仏閣、仏像、仏具などに触れる機会が多かったことは容易に推察でき、金や金箔はそれらの宗教行事や建築物、あるいは時の権力者達の住居、武具、装飾品などに使用されることにより日本人の意識に深く根ざしてきたと考えられる。
その中で、仏教美術の流れはそのまま日本美術の歴史につながり、金や金箔もまた、多くの美術、工芸作品に取り込まれてきた。
代表的なものとして金屏風(金箔)や漆芸(蒔絵)、金属工芸(金銀象嵌)、陶芸(金彩)、染織(能衣装)などが挙げられ、様々な用途で使用されている。
今回の展示では、開館以来収集されてきた約300点の所蔵作品の中から、石川県内で制作された美術、工芸作品と、金箔を使用したガラス作品約30点を夏の彩りとともに展示する。
- イベント・行事名
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きらめきコンサート弦楽四重奏の夕べ
- 日時
- 平成28年7月30日(土) 18:00~