石川四高記念文化交流館 2015年 2月 イベント

Posted on 2015年2月03日

石川四高記念文化交流館

石川四高記念文化交流館

全国赤レンガ建物展の写真パネル展示

期間:平成26年4月1日(火)~平成27年3月22日(日)
場所:1階 レトロ体験室にて
入場無料

冬の企画展「彷徨の作家 島田 清次郎」

期間:平成27年1月10日(土)~3月22日(日)
場所:石川近代文学館 2階 企画展示室1・2・3

古くは「本吉」と呼ばれた手取川河口の町で、作家・島田清次郎は生まれました。北前船の寄港地として栄え、廃藩置県後、初めて県庁が置かれた美川町は、源平合戦や戦国時代の伝承が残る町でもあります。そのような環境の中、早くに父を亡くし貧困に喘ぐ清次郎は、孤独の中に自らの貴種意識を高めていきました。

「偉くなって世の中を変える」という志は、やがて空前のベストセラーといわれる「地上」に結実し、清次郎を彼の夢見た世界へ押し上げますが、それは故郷の海の砂で造った楼閣のように儚く崩れていきます。

31年という短い生涯の中で、ただひたすらに自らの信じる「夢」を追い続け、彷徨い続けた男・島田清次郎。彼の生涯を故郷美川の風土や歴史を紹介しながら、清次郎の自筆資料である「地上」草稿や、晩年、入院中に書かれた原稿を展示するほか、後に描かれた清次郎の姿をモデルとした作品などを知っていただき、「島田清次郎」再発見につなげたいと思っています。

企画展示室1
「清次郎はどこから来たのか ―『地上』とその背景」
清次郎が生まれ、幼少期を過ごした故郷美川の歴史や風土などを紹介し、自伝的小説である「地上」自筆草稿を展示する。大正期の大ベストセラー作品の背景を知っていただく。

企画展示室2
「あなたの知らない清次郎 ―晩年原稿と詩」
最晩年、入院中に書かれた原稿を精神科・風野春樹氏の著書『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』(平成25年刊)と
共に展示・紹介する。また、詩も展示することで、これまで知られていた「島清像」とは別の角度から彼の姿をご覧いただく。

企画展示室3
「清次郎の行方 ―作品に描かれた姿」
清次郎をモデルに描かれた小説・漫画を原稿・原画を交え紹介する。同郷の作家であり、清次郎が「舟木事件」を起こした際に、事件収束に奔走した徳田秋聲「解嘲」。事件をモデルとした佐藤春夫の「更生記」や直木賞受賞作となった杉森久英の「天才と狂人の間」。また、風野氏の著作の原点ともなった森田信吾の漫画、「栄光なき天才たち 島田清次郎」(集英社)を迫力の原画でご覧いただく。ほか、平成6年より回を重ねてきた「島清恋愛文学賞」受賞作品も紹介する。

朗読会『うろこ』(第20回島清恋愛文学賞受賞作『あとかた』所収)

日時:2月14日(土) 14:00~15:00(開場13:30)
作:千早茜
朗読 :朱門(風李事務所)
定員:50名
参加費無料・申し込み不要

平成21年に『魚神』で泉鏡花文学賞を受賞した作者が、十代の男女の淡く苦い関係を描いた恋愛小説をご紹介します。

お問い合わせ
石川近代文学館 (TEL 076-262-5464)

講演会『島田清次郎と若者たち ―大正時代の中二病―』

日時:2月28日(土) 14:00~
講師:風野春樹
定員:50名
参加費無料・申し込み不要

平成25年に、当文学館が収蔵する清次郎晩年原稿の調査も盛り込んだ内容で『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』を上梓された風野氏に、現代のライトノベル文化にも通じる清次郎作品についてお話を伺います。

風野春樹プロフィール
精神科医・書評家。1969年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。現在、東京武蔵野病院リハビリテーション部長。専門は精神病理学、病跡学。「本の雑誌」で「サイコドクターの日曜日」、「こころの科学」で「精神科から世界を眺めて」を連載中。

次回企画展「妖怪・怪談えほん原画展」(仮)

日時:平成27年4月18日(土)~8月23日(日)〈予定〉

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