明治時代に建てられた金沢くらし博物館や石川県立歴史博物館をはじめ、金沢には古い建築物を活用した文化施設が多く点在しています。
1899年に建てられた洋風木造建築の石川県第二中学校(金沢二中)の校舎を利用した博物館です。建物は2017年11月に国の重要文化財に指定されました。
館内では戦前の町家の赤い壁の座敷を再現し、戦後のくらしでは家電などの生活様品を展示しています。また、貴重な伝統工芸・産業の制作用具、金沢の風物詩や料理を紹介するほか、昔の遊び道具などを体験したり、民俗芸能の衣装を着て記念撮影もできます。
徒歩 約6分(距離:約500m)
明治から大正にかけて建てられた3つの赤レンガ建物(国の重要文化財)を活用した博物館。
加賀藩の大名行列を映像・人形で楽しく紹介するコーナーや、石川の祭りを大型3面スクリーンで体感できるコーナーなど、体験・参加型の展示になっています。
フリー(無料)ゾーンも新設され、キッズも体験できるようなコーナーも充実しています。
隣接
加賀藩藩主前田家の一家老でありながら、大名並みの五万石の禄高を誇った「加賀本多家」に伝来した貴重な品々を展示する博物館です。
加賀本多家の初代・政重が関ヶ原の戦いで着用したと伝わる甲冑、刀剣、馬具などの武具、美しい刺繍が施された火事装束や藩主家の姫君の豪華なお輿入れの品など、江戸の武家文化を現在に伝える品々をご覧いただけます。
徒歩 約8分(距離:約700m)
大正時代に建てられた旧石川県庁舎を大胆にリニューアルし、背面にガラス張りの空間を重ね合わせた建物です。
館内には兼六園周辺の総合案内やギャラリー、会議室のほか、旧知事室を改装したフレンチレストランや、カフェなどがあります。
徒歩 約3分(距離:約240m)
旧制第四高等中学校(四高)の校舎を利用した施設。
西側の「石川四高記念館」では四高の学生生活や学都金沢の歴史を、東側の「石川近代文学館」では金沢三文豪や石川県ゆかりの作家を、それぞれ多彩な資料とともに紹介しています。
赤レンガの建物は、国の重要文化財に指定されています。
武家屋敷通り
徒歩 約10分(距離:約750m)
藩政時代からの薬種商「中屋薬舗」の建物を保存し、当時の商家の面影を残す「みせの間」などを復元しています。
2階は金澤老舗百年會の協力による各老舗が秘蔵する貴重な資料の他、花嫁のれん、結納の加賀水引など婚礼模様の数々や、工芸菓子など金沢の伝統的町民文化に関する品々を展示しています。