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KANAZAWA MUSEUM GUIDE -金沢よるまっし-

金沢21世紀美術館 イベント

イベント・行事名
開館15周年記念 現在地:未来の地図を描くために[1]
会期
2019年9月14日(土) ~2019年12月19日(木) 開催中
詳細
金沢21世紀美術館は2004年の開館から15周年を迎えます。その節目を記念して、展覧会「現在地:未来の地図を描くために」を開催します。本展は、コレクション作品を中心に、私たちの未来を見つめるために立つ、今ここを「現在地」として、時代と共に歩んでいく作家たちの世界への眼差しを捉えて紹介するものです。開館からわずか15年間ではありますが、その間に収集した約4,000点に及ぶコレクション作品の数々は、20世紀終わりから21世紀の今日までの目まぐるしく変化する世界について、芸術的な視点から考察することができます。この世界に生きる表現者たちは、どのような未来の地図を手に入れて進んでいくのか。芸術によって認識する、私たちそれぞれの現在地を明らかにしていく機会とします。

展覧会概要
コレクションを通して捉える、「現在地」
今年10月、金沢21世紀美術館は開館15周年を迎えます。2004年の開館からこれまでの間、 同時代に生きる作家の作品や活動を取り上げ、世界の「今」を見つめ、芸術表現の調査研究、 展示公開を通じて、その豊かさや可能性を知るべく、芸術的考察に取り組んできました。展覧 会はもちろんのことですが、美術館の核を成すコレクション(収蔵品)の構築は、金沢21世紀美術館がどのような「美術館」であるかを示すものとして、もっとも重要な美術館活動として取り組んできています。展覧会「現在地:未来の地図を描くために」は、美術館のコレクションを中心に、私たちの未来を見つめるために立つ、今ここを「現在地」として、時代と共に歩んでいく同時代を生きる作家による世界への眼差しを捉えて紹介するものです。開館からわずか15 年間ではありますが、世界では加速度的に変化していくようなさまざまな出来事がありました。その間に収集した約4,000点に及ぶ作品の数々は、20世紀終わりから21世紀の今日までについて、芸術的なアプローチから語ることができます。
開館当初のコレクション作品を俯瞰して導いた「移動・横断」「非物質性」「協働・参加」「生成・ 生態」「日常性・個別性」「引用・複製」という6つのキーワードは、今日において少しずつその意味が変容しています。人々の移動はますます常態化し、生き物の細胞レベルまでデザインや 編集が進む世界に生きる表現者たちは、どのような未来の地図を手に入れて進んでいくのか。 現 在 地 [1](9月14日~12月19日)においては約50作家の約70作品を、現在地 [2](10月12日~2020年4月12日)においては約60作家の140作品をご紹介し、芸術によって認識する、私たちそれぞれの現在地を明らかにしていく機会としたいと考えています。
黒澤浩美(チーフ・キュレーター)

【写真】
エルネスト・ネト《身体・宇宙船・精神》2004
photo: FUKUNAGA Kazuo
© Ernesto NETO